日記をつけてクリーニング

ここ5年ぐらい、毎日日記をつけています。
その日あったことを書くのですが、3つの出来事に絞って書く日もあり、またその日あった色々なことをたくさん書く日もあります。

元々はそんなに日記を書く人ではありませんでした。
日記をつけるようになったのは、ハワイの伝統の問題解決法「ホ・オポノポノ」と出会ってからです。
今では日本でも広まってたくさんの書籍も出ているホ・オポノポノですが、「記憶」を「クリーニング」することがキーとなります。

過去の様々な記憶、そこには残っている思考や感情も含みますが、それらが再生し、目の前の問題は生じている。(出くわしている、とも言えるかもしれません)
その記憶をクリーニングすることで、問題は解決、消える、というものです。
そして本来のエネルギーをスムーズに受け取り、発揮して生きることができる。
また記憶が再生してきたら問題は起こってくるかもしれませんが、そしてクリーニング…と続きます。

ホ・オポノポノでクリーニングをする方法には様々なものがありますが、代表的なものは、
「ごめんなさい」「許してください」「ありがとう」「愛しています」
という4つの言葉を言う、というものです。心の中で言ってもいいそうです。

これまでの記憶を一つ一つクリーニングしていく。
それは過去から今まで持ってきているものかもしれません。
今日というこの日も、もしかしたらその日の感情や思考が記憶として残っていくかもしれない。
ならば、過去のものは一つ一つやっていこう。
そして、今日のことはホ・オポノポノで言う記憶になって残っていかないよう、その日のうちに、または翌日ぐらいにはクリーニングする。
(↑私は日記を書くのが翌日が多いので)
そうすれば、増えることは、無い。そして一つ一つやっていけば、減っていくんじゃないか。
そう考えました。

なので、日記です。
日記をつけ、その日あったことを確認する。
そして書いた出来事や経験一つ一つを意識して、自分の中心に向けて4つの言葉を言う。
そうして、日々クリーニングを続けています。

すると、直近の過去のことにとらわれることが減っていきました。
過去にとらわれず、今ここを生きる。
もちろん、記憶が再生することはあるので、そうしたら向き合ったり、クリーニングしたりします。
再生した時は、自分の中の記憶を手放すチャンスだそうなので。
チャンスは活かしたいものです。

日記をつける――ノートや手帳とペンがあればできる、そんなシンプルなことで心が整う。
心が整うコツは、そんなシンプルな物事の中にあるのかもしれません。

2017年2月17日 水野 洋一郎