年賀状とオシャレ感

毎年、年賀状を作り、送っています。
最近の話ですが、「年賀状」のことを見直してみました。

元々、子供の時から年賀状は作って送っていて、そもそも物心ついた時から親や親せきは年賀状を出していました。
それを見て育ち、親たちから年賀状は作るもの・送るものだよ、と言われ、毎年出してきたと思います。
そのまま時が過ぎ、大人になってから、もっと何かできないか、ということでよりオシャレなデザインのものをつくろう(まあ実際にはweb上の素材からオシャレと感じるものを選ぶのですが)ということで取り組んできました。

ですが、これはそもそも何をしたかったのか?と思い当たったのです。
年賀状のこと、もっと言えば年賀状にまつわる自分の考えや気持ちを見直しました。

まずオシャレ感。
コンサルティングでもデザインの重要性を自分で言ってきたし、やはり好きではあるのです。
ですが、裏腹に、オシャレに見られたい、という気持ちや、だからオシャレじゃないものに手を伸ばすのをためらう、という側面もありました。
自分がどう見られたいか、評価されたい、そんなところをもう一度再確認。

そして、そもそも年賀状を出すとは?
年賀状の由来を調べてみたり、自動思考的に年賀状は出すもの、と思い、義務感を感じていたことを見直したり。
やはり物心ついたあたりから続いているものは結構積もっているものがあり、でも一つ一つ見ていくことと思って丁寧にやりました。

さてさて、一通りやってクリアーになったかなーっと思ったところで、年賀状作りをスタート。
結局選んだ図柄はデザイン性の高い(←自分が思うに)ものでした。
でも、自分の思考と感情はきっと変わっているはず。
たぶん、エネルギーも変化して、今の自分の年賀状ができたことでしょう。

皆様、良いお年を。

2016年12月30日 水野 洋一郎